パワーボートの名艇を支えるのは、業界屈指の高い技術力。

海のF1を支える技術力で、全国に名を馳せるマリーナ

最高速度は、時速200キロ以上ものスピードが出るパワーボート。海のF1とも呼ばれ、欧米ではレースが盛んに行われるポピュラーなマリンスポーツです。日本でも各地で競技が行われるほか、マリンレジャーの一つとしても楽しまれています。そんなパワーボートを中心にボート販売、レストア、メンテナンス、保管を手がけるのが、マリーナの老舗「グレートマリン」さん。飛島村の南端の干拓地、港湾施設や企業が立ち並ぶ一角がその拠点で、ひと際、鮮やかなグラフィックと壮大なスケールのパワーボートが集います。

日本ではまだパワーボートはメジャーとは言えませんが、愛好家や競技者は全国にいます。レストアやメンテナンス、チューンアップの高い技術力で信頼を集め、パワーボート業界で知らない人はいないと言える名高い存在が、グレートマリンさんです。「往年の名艇や希少な船なども修理やレストアできる業界屈指の高い技術力があるのです。そもそもパワーボートを扱うところが少なく、こうした技術をより洗練することができ、それがここの強みになりました」と、代表の吉川修一さんは微笑みます。

子どもの頃から船が遊び場。アメリカで技術を磨いて

グレートマリンさんの歴史は、半世紀ほど前、先代が常滑でマリーナを創業したことに始まります。そして、代替わりし、平成の初めに、マリーナとしてより広く便利な保管場所を求めて飛島村にマリーナを開設しました。「父が常滑で創業したのが、この道に入ったきっかけです。小学生の頃から父の手伝いで、船の修理やボートの上げ下ろしを手伝っていました。6年生にもなると、一人でボートに乗って遊んでいました」

生粋のボートマンである吉川さんは、16歳でボート免許を取ると30歳になるまでパワーボートのレーサーとしても活躍。仕事の合間に日本各地のレースを転戦して、数多くの華々しい戦歴を誇ってきました。そして、吉川さんが叩き出したV3000クラスの日本記録はいまだに破られてない前人未到の記録です。「ボート好きが長じてレーサーとして活動を続けてきただけなのですが、それが各地の皆さんにマリーナを知っていただくきっかけにもなりました」と嬉しそうに語られます。

レーサーとしての高みを目指す一方で、吉川さんが力を入れたのがボートのメンテナンス技術の修得。18歳で単身渡米。英会話もままならない中、パワーボートの本場、ロサンゼルスへ渡りました。そして、メンテナンスの技術を学ぶために、ボートの整備工場でアルバイトを始めます。「英語は話せませんでしたが、専門用語が多いので逆に自分で仕事をしながら学んだ方が早いと思って、現場に飛び込みました」と吉川さん。まだ今ほど海外が身近だったわけではない時代に現地で働くには人知れぬ苦労があったはずです。しかし、抱いた夢と希望の後押しが、それをものともしない行動力をかきたて、現在のグレートマリンさんの礎になりました。

万全のメンテナンスで、快適なマリンライフをサポート

こうして培った技術力を信頼して、全国のパワーボード愛好家がご自身の愛艇をグレートマリンさんに預けています。「ボートに乗るのは、多いお客さんでも、年に10回あるかどうかです。乗船する貴重な機会を最高に快適にエンジョイしていただきたいからこそ、メンテナンスを万全にしてお迎えさせていただいています」
また、免許を取得して初めて運転操作するお客さんの場合、希望する方には一緒に同乗して、ドライビングテクニックのアドバイスも行うとのこと。「ボートは、乗り方によって故障の仕方も違うので、運転技術は大切です。特に、船は離着岸が難しく、海は水深が浅いところもあります。安全第一で楽しんでいただき、笑顔で無事に帰ってきていただけるのが何よりうれしいです」

レーサーとしてもメカニックとしても一流の吉川さんからの助言は、お客さんの安心にもつながり喜ばれています。なお、グレートマリンさんでは小型船舶免許のスクールも定期的に開催しています。

ボートを楽しめるシーズンは春から初秋まで。グレートマリンさんが賑わう季節です。名古屋港を眼前に、飛騨と鈴鹿の山々も一望できるほど見晴らしの良い伸びやかなグレートマリンさんのマリーナをベースにして、オーナーの方々は伊勢湾に浮かぶ島々や三重県の鳥羽へ向かいランチをしたり、港での花火大会を見物したりと様々なマリンライフを楽しんでいます。グレートマリンさんには、オーシャンビューラウンジやBBQのできるオープンエアーのシーデッキもあります。「BBQのできるシーデッキや海の見えるラウンジもあるので、ボートに乗る前後ものんびり楽しんでいただけます」

パワーボートを愛する情熱と、黒子役の確かなメンテナンス技術、そして心のこもったおもてなし。グレートマリンさんがパワーボートファンをひきつける理由は、ここにあります。

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